2008年11月17日

ダイジナノハキ・モ・チ:劇団Luckycats jil通信

こんにちは
 今日は朝から霧。晴れの兆候。ただ夕方から雨が降るようなので自動車通勤にした。でも降り出したのは帰ってから。自転車で行っとけばよかった…。

 劇団ラッキー・キャッツの新作本公演『青いあこがれの線』

 稽古もいよいよ熱がこもってきた。各メンバーは演出からのダメだしに真っ向挑み、段々面白い作品に仕上がりつつあります。
 僕も幾度も凹みながら、悶えながら稽古に打ち込んでおります。
きっと楽しく、感動を与える舞台になる! …と信じています。ぜひこの機会に会場に足を運んでください。チケットはできれば…

「僕を通して買ってください!!」

 なんて。
 劇団公式HPにてチケット購入について書いてありますので、気になる方はどうぞご覧になってチケット購入に踏み切ってください。

 【 ダイジナノハキ・モ・チ:劇団Luckycats jil通信 】
11月13日
アンサンブル班 稽古
この日は主に編み編み中のシーンの稽古。僕の出番はやや少ない。よって僕はひたすら編みながら瞬間的なアンダーグラウンドガヤガヤを中心に稽古する。皆でばらけたり、まとまったりしながらガヤガヤ感をかもし出すのはなかなか難しい。本日も声の出し方や位置取りなど細かなダメだしを受けながらだった。
 まとまってガヤガヤするシーンがあるのだが、この時は結構笑える。このシーンは基本的に笑みをたたえながら何やかかや話す演技が求められるのだが話の内容はボツさんの独壇場だ。ボツさんはこんな時にも編み方を聞いたり、とぼけたことを言ったりで皆をひそかに笑わせる。だから僕の笑みの演技は演技でなく、ほんとに可笑しいから笑っている。これでは演技をしているとは言えないかもしれない。でも

「面白いんだもん、笑っちゃうよ!」

ということになる。それでも傍からは楽しげに映っているようなので良しというところかもしれない。ほんとにこれでいいのか? う〰ん、僕には判らない。どうなのかは実際の舞台で体感してもらいたい!

 稽古の前には大体ストレッチと発声を行っている。そこでの会話。

「jil 痩せたねー」
「そうですねー、当初より6~7㎏くらい痩せたかな?ふふっ」
「ほおー、本気なんだ」
「だからー、俺は本気で痩せようとしてるんだー!」

 思わず稽古場のやや中心で声高に叫んでしまった。僕はここ数ヶ月の怠惰な生活で10kgオーバーの体重になってしまった。そのためほぼ毎日、自転車通勤をするようになった。その効果は時間がかかったが着実に出ている。目標は腹筋を6つに割ること。この目標には本番の舞台までに間に合わないかもしれないがせめてお腹だけでもちょっとだけ凹ましたい。この願い、果たして本当に叶うだろうか? メンバーはあまり期待していないかもしれない、と言うより

「どうでもいいかもしんない!」

 程度のお話だろう。だがもう一度言っておこう。

「俺は本気だー!!!!!」

 と叫んで多少カロリーを消費しておこう。(字面だけでは指先の運動しかできないから消費カロリーはほぼゼロなんだけど。ううっ)

11月16日
ボツ班・アンサンブル班 稽古
 この日は稽古場の円徳寺にて通夜が入っていたので自動車の駐車スペースがなかった。そのため近くの有料駐車場に車を止めに行く。そんな中での稽古はちょっと気が引けるがすぐに忘れる。いいのか悪いのか僕はとにかく忘れっぽい。おかげで台本を覚えるのにも苦労する。本番までには何とかするし、何とかしなければならないのだが、ほとほと困っている。でもこの時期には大方覚えられたようだ。周りの演者のセリフが出てくるとなんとか思い出せるのでこの調子で台本を手放したいものだ。
 稽古の前半はボツさんとゆかいな仲間たち(jilとチビさん)のみのパート。僕にとってもっとも鬼門のパートだった。なにしろうまくいかない、僕的に。この様子は演出から見ても十分判ることだった。だから辛い。焦れば焦るほどボロボロの演技になっていく。ダメだしも次々に出てきて、途中より

「ううっ、穴があったら入りたい。どこでもドアがあったら使ってみたい」

 みたいな心境です。もっとも早い段階で稽古が始まったパートなのに未だに先が見えてこない。このパートの明日はどっちだ?
 続いて、ぼつぼつ集まってきたメンバーを加えてのアンサンブルの稽古。このあたりのシーンはとても良くなってきている手応えがあるので少し楽しい(ダメだしもメンバーに分散されるし)。気になったのはやや遅れて登場のマチャさん。どうも風邪?を引いている模様。いつもよりテンションが低めだった。大腿にカイロをバシバシ付けていた。それを見て僕は、

「足の部分だけ、『電王』みたいだ…」
 
 誤解ないように言っておくが、決して太いとかたくましいとかじゃないです。カイロを大腿に縦向きに付けている絵面が電王の大腿のデザインに似ていたから。ただそれだけです(いまだに電王ネタをひきずっている僕もどうかと思う、ほんと)。皆さん、くれぐれも体調に気をつけてください。そんな僕もほんの数日前は風邪を引いてグダグダしていたのだが。 
 なんてのほほんと稽古していると地獄を見るのである。パートが進み、最終はボツ班が賑やかに演技するシーンがあるのだがこれがまた大変だった。このシーンは特にハイテンションが求められる。僕の場合は「ハイテンション+派手な動き」なので結構心身ともに疲労困憊になる。本日よりこのシーに付けられるであろう音楽も加わる。この音楽のタイミングにもあわせながらの演技も必要になることから難度が急上昇だ。この音楽がなんともまたテンションの高いものだった。この音に負けないような声の大きさとテンションを続けなければならない。あまり長くはないシーンだが、何回の練習するとこの寒さなのに汗をかく(嫌な汗も少しかいているが…)。 終わったあとは

「ふぃ〰疲れた〰。腹減った〰」

 身体的には消費カロリーが増し、良かったのかもしれない!と、しておこう。

   

2008年11月10日

進め!止まれ?ジカンの日:劇団Luckycats jil通信

こんにちは
 今日も一段と寒い日でした。朝布団から出られないこと出られないこと。チラホラと風邪を引き始めており油断禁物!なのだが引いてしまった。おかげで調子が悪い。皆様くれぐれもお気をつけて。(jil的注意喚起力:ゼロ)

当ブログ執筆の僕:jilsovaoが所属する
劇団ラッキー・キャッツの新作 『青いあこがれの線』


 厳しいながらも笑いが絶えない?稽古も順調に進んでます。小道具、大道具も着々と製作されいよいよ本格的になってまいりました。
最近、当ブログが劇団メンバーに認知され、稽古中もチラホラ話題になったりする。

「うれしい!…ような、恥ずかしい!…ような」

 そんな気持ちです。でもほんとは…

「多くの皆さんに本公演を宣伝してるつもりで…、何か趣旨が違ってきているような…、まっ いっか!」

とも思う。素直じゃないのね、僕。
 公演までおよそ1ヶ月と2日。はたして無事に公演までたどり着けるか?僕。 

【 進め!止まれ?ジカンの日:劇団Luckycats jil通信 】

11月7日
稽古休み・jil的映画鑑賞会
不意に仕事が休みとなったこの日。劇団メンバー:まちゃさんの薦めもあり、映画『ハンサム・スーツ』を見に行く。
昼下がりに劇場に向かい、チケットを買いすぐに館内へ。館内には3名しか観客しかいなかった。

「仕方ないよな。平日のこの時間じゃ」

 内容は皆さん知ってのとおり。あるブサイクと思っている男の子(塚地武雅)が洋服の青山が独自に開発した「ハンサム・スーツ」を着込むことによってハンサムな男に変身(谷原章介)!そのことによるドタバタ劇が繰り広げられる。コメディの王道を行く展開。とても笑えた。鑑賞中、ふと周りを見ると3名の観客がひと目もはばからず笑っていた(3名の観客では「人目もはばからず」とは言えないが)。
 脚本は鈴木おさむ。この方、「めちゃイケ」など数々のバラエティで活躍する構成作家。それなりに笑いのツボを心得ている方なので当然といえば当然なのかもしれない。でも面白い。
 jil的に面白かったところは随所にちりばめられた音楽。テーマソングになっている「My revolusion」や「大迷惑」などおもに90年代にヒットしたJポップを多く使用していた。どの曲も聞き覚えがあり、馴染みもあるものばかり。

「ははぁー、さては鈴木おさむ。僕と同世代と見た!」

多分そうだと思う。谷原章介のいい意味での壊れた演技も良かった。彼は自分の良いとことや長所をいかんなく自身でもてあそんでいるように感じた。ハンサムな上になかなか狡猾な人かもしれない(良い意味で)。

11月8日
アンサンブル稽古
 この日は稽古前の自主練習。と言っても「編み物」の練習です。

前回の稽古でまちゃさんより「編み物自主練」の打診があったからだ。教えてもらっては忘れの繰り返しの僕にはありがたい声かけだった。自主練にはナッチさんも参加。だだっ広い稽古場で来てはもらえぬメンバーを待ちながら3人は寒さこらえて編んでました(この日はほんとに寒かった)。僕はまたしても

「表編みはどうやってやるの?忘れてしまいました」

忘れっぽさはニワトリなみだ。「編み物自主練」中は昨日僕が見た『ハンサム・スーツ』のことやなんやかんやと話した。ちょっとオタっぽい話を僕がしてしまったので2人が軽く聞き流してくれていると助かる。
 さて稽古。本日はおもに後半部を中心に行う。僕へのダメ出しは相変わらず。どうしてもセリフの出だしと語尾があいまいでシャープさ、キレがないこと。なかなか直りません。ほかのメンバーもできる限り出演メンバーや状況にあわせたセリフのやり取りを指示された。簡単なようで結構難しい。出演者はできる限り自身に与えられたセリフを自身のイメージに沿って話そうとする。これはこれでいいのだがさて演出が、観客が演者のイメージをそのまま感じて見てくれるわけではない。ここで演出から細かな修正が入る。抑えるべきところは抑え、出すべきところは思いっきり出す。これを演者全体で同じ調子に合わせる。僕の場合はとにかくシャープに太く声を出すことが求められた。疲れる〰。
 次には僕の身体をふんだんに使った演技と皆の動きを合わせる稽古。これもなかなか難しかった。僕はしょっちゅう他の演者のセリフを飛ばして先走るわ、動きもハッチャケてないわ、椅子は倒すわといいところまるで無しだった。トホホ。
 最後は毛糸を使ったちょっとした技?を皆で稽古(どんな感じかは本公演を見てね!)。演出の指示のもと皆で毛糸をアッチャコッチャしてました。

「これ、観客からはどう見えるんだろう?」

やる側の僕は心配だった。

11月9日
装置修繕手伝い
 さむーい日でした。本日は装置の手直しを手伝う。装置類は劇団メンバー:RUEさん、玉さんがおもに手がける。今回はRUEさんが平台など手直しが必要な箇所を一人で行っているとのことで手伝う。ちょっと寝過ごしてしまい遅れて稽古場に行く。RUEさんはマル鋸を手に作業に精を出していた。なにやら長い角材を等間隔に切り出していた。どうするのか?
 答えはすぐわかる。平台を10cm程度高くするため今切り出した角材を平台の底に継ぎ足すのです。二人でインパクトドライバー(電動ドライバー)を手に角材を平台の底に固定していく。平台は6面ほどありその全てに継ぎ足していく。
 劇団に入ってあれやこれやを見ていくうちにあることが判った。インパクトドライバーやマル鋸、かなづちをうまく扱う能力が舞台の成否に係わるかを。ただ演じていればいいだけではない。市井の劇団が一芝居打つには実に多くのことをソツなくこなしていく事が必要だ。特に装置、道具類は多くを自作しなければならない。そんなにその辺に売っている訳ではない。とってもHandMadeな世界なんです。

RUEさんは長年やってきたことなのでおおよその当たりをつけてサクサクと作業にかかっていく。僕はその辺の感覚がまだよく判らない。なので

「ここはどうすればいいですか?」
「これでいいですか?」
「へぇー、こうなるんですか!」

と聞いたり感心したりの連続。手伝いにちゃんとなるように必死についていく。稽古場にウィーン、ガガガガ、コンコンコンとけたたましい音が不連続に響き渡る。
 今回の作業は多くの厳密さは求められないようで僕の作業を見ながらRUEさんは

「いいんじゃない、そんな感じで」

と時折声をかけていただく。ちょっとホッとする。僕に厳密さを求められるとヒジョーに時間がかかる、と思う。
 だいたい3時間ほどで大方の作業は終える。
 さあ、この結果が次回の稽古でどう生かされるのか?
演出だけが知っている! と思う。多分。


   

2008年11月07日

稽古はナニ編み?:劇団Luckycats jil通信

こんにちは
 今日は曇り、と思ったら結構晴れていた。朝の天気予報を見て雨の可能性が大きいと判断し本日の自転車通勤を止めた。雨は一向に降らなかった。失敗だった。
 仕事中の午後から急激に寿司が食べたい衝動に駆られ、退勤後速攻で車に乗り込みすし屋を探す。岐南町にかっぱ寿司を発見!吸い寄せられるように入り、パクパク。一人で16皿食べてしまった。

「懐具合なんて知るか!! 俺は猛烈に寿司を楽しみたいんだー!」

 まぁ、大変だこと。食後に店外で一服。

「フゥ〰、わが人生に悔いなし」

 まぁ、お安い人生だこと。

 気がつけば11月になっていた。ここしばらく本ブログの更新を休んでいたが仕事、劇団の稽古はそれなりにこなしていた。自転車通勤も続けている。台本を読んでウダウダと自主練も少々していた(劇団メンバーの皆さん、怒らないでね)。日々ヘルスメーターに乗って体重の減り具合に「ヒェヒェヒェ」とニヤついていた(自分でも思うがその様子は大変キモい)。
 そんなことがありーの、でした。

 劇団ラッキー・キャッツの2年ぶりの新作!『青いあこがれの線』

 稽古は絶好調!月光蝶!(@ ∀gundam)  劇団メンバー気合が入ってます(多分)。公演日までおよそ1ヶ月半。もう気合を入れないと何かとまずい時期になってまいりました(僕的に)。
 公式HPでは語られない?語れない?語る必要のない?公演までの様子を僕:jilがてきとーな主観目線で、かつななめ45度ぎみにお送りする「劇団Luckycats jil通信」。
 今回はここ最近の稽古の様子をまとめてお送りします。

【 稽古はナニ編み?:劇団Luckycats jil通信 】 

10月28日
ボツ班稽古。
セリフ シドロモドロ、動きもシドロモドロでした。ある程度演出やメンバーより動きや演技についてのアドバイスを受けたがなかなか演出からのダメ出しはとまらない。ちょっと落ち込み気味。自分でイメージしていた役柄の言葉の出し方や動きが見るものに(今のところ演出のみだが)訴えられていないようだ。その前にセリフはちゃんと覚えておこう。セリフが頭に中にないと動きがどうにもぎこちなくなる。

「僕、ほぼ新人だしー、基礎ないしー、本番まだだしー」

そんなことが許されるはずもなく…。うぅ〰もどかしい自分。とほほ。

10月29日
DM発送準備の手伝い
昨日の稽古終了後、製作:こきんさんより請われノコノコ稽古場にやってきてお手伝いする。お手伝い要員は僕:jilとチビさん。お仕事はごく簡単。

1.DM用の封筒に宛名シールを貼り付ける
2.封筒の中にチラシと案内状を入れる
3.封筒をのりで封する
4.特定の郵便番号を選り分けながら(特定の郵便番号の送り先は送る数がある程度あると郵送料の割引があるらしい)、郵送予定の封筒の全数を数える

 それだけ。だと思ったら大間違い!これが結構地味なのだが大変手間のかかる作業なんです、ハイ。

「これ、一人でやったら途方もない時間がかかるだろう。のりもいっぱい使うし」

 などと細かい心配をしながらシコシコと作業を続けた。
この日は女優:ムク班の稽古の日だった。おもに話の前半部を稽古していた。パートごとの稽古になると他班の稽古はほとんど見ることはない。

「ほぉ〰、こういうお話になるのね!」

 台本を渡されているから、ある程度話の筋は判っているつもりなのだが実際の演技が付けられるとより話の全体像が鮮明になるような感覚だ。誰よりも先に舞台を見ている感覚で1ミーハー観客気分だった。ただし稽古の様子は僕のパートと同様にセリフ出しと動きの検討を付けながらのものなのでもんどりうちながらだった。

「うーん、やっぱムクさんはスゲー!台本読みながらのところもあるけどほぼセリフが頭の中に入ってる!しかも動きも面白い」

 こんなことに感心してる場合じゃない。早く覚えろ!動け!僕。ちょっと面白かったのは演出がムクさんから怒られているところ。「早く台本覚えなさい!」 ちょっと笑けた。
 演出は演者の演技指導だけでなく舞台全体のイメージの具体化を行う重要な位置にいる。いろいろ大変だから自身のセリフの練習まですぐにできないのかもしれない。大変な仕事です、演出って。
 さて僕たちのお仕事のほうは稽古時間いっぱい使ってなんとか終えることができた。さすがに3時間くらい座りっぱなしだったので身体中がバリバリに固まった感じだった。ほんとに動く度に「バリバリ」と音を立てる。ふぃ〰疲れた。

10月30日
アンサンブル班 稽古
全員集合後、すぐに稽古が始まる。
今回は特にガヤガヤ感について演出より指示が飛ぶ。瞬間的にガヤガヤ感を作り出しサッと止める。これがなかなか難しい。まず何を話したらいいのかが僕には今ひとつよく判らない。横にいたアダチッチに話しかけられるままにつられて話すことがやっとだった。役どころを把握していればその役どころの人物が話すであろうことを瞬間的に口走ればよいのだろう。だがまだ僕は自身の役どころのイメージが固まってないから口走ることがない。うーん残念。
 稽古中は編み物教室の日でもある。稽古前や休み時間にメンバーから編み方の手ほどきを受ける。もちろん稽古中も編み棒片手に編んでいる。だが…

「やってるうちに目がずれてボコボコになっちゃうんですけど〰」

まったくもってはかどらない。せめて表編みだけでもマスターしたいところだ。

10月31日
三角平台製作手伝い
 昨日の稽古終了後、アダチッチから請われて平台製作の手伝いをする。今回のお手伝い要員は僕:jil、チビさん。稽古場に行くと既にアダチッチが作業を始めていた。今回製作をするものは2等辺三角形の平台。先日美術担当:RUEさんからアダチッチに依頼があったらしい。アダチッチは慣れた手つきで板に印をつけ、電動マル鋸で形を削りだしていく。さすが仕事で培っている実力がいかんなく発揮されている。僕はといえば不器用なのもあり、アダチッチに聞きながら言われるがままに手伝いをする。それでも鋸ひとつするにも切り跡が歪んだりしてなんとも情けない。そんなこともありながらもあっという間に出来上がる。大半の作業はアダチッチ一人でやったようなものだった。その後は3人であれやこれやとダベリ会。「ふーん」なんて僕は相槌を打ったりして聞いてたが実際は、

「えぇー!?そうなの!」

 と心の中で大騒ぎをしていた。どんな話かって? そんなこと言えるか! 

11月3日
稽古休み
jil的映画鑑賞会 『Red Cliff Part1』
 久しぶりに買い物と映画を見に行く。
買い物はuniqlo。手持ちの靴下を限界まで履き込んだためその買い足し、ついでに安いパーカーも衝動買い。
 その後、映画鑑賞。

「うーん、鳩と男の熱い戦い。まさにジョン・ウー映画丸出しだー!」

 今回はかの有名な三国志から題材をとり(赤壁の戦いですね!)、壮大なスケールをCGで作りこみ、アジアのトップスターを配するもの。しかも2本立ての前編。アクションでは「男たちの挽歌」シリーズでおなじみの二丁拳銃みたく二刀流でバッサバッサと切りまくる!ジョン・ウー ファンにも三国志ファンにも楽しめる作品ではないかと思える。僕的には見せ場の戦い八卦の陣の戦いが面白かった。ただ今作はなんとなく後編への長い序章のような作りに思えた。次回作はきっとアクションもダイナミックさも5割り増しだろう。期待して来年1月を待とう。

11月4日
ボツ班 稽古
 ボロボロでした。セリフ出しも今ひとつ。動きも今ひとつ。演出も細かくダメ出しをするがしまいには見てもいなかった。うぅ悲しい。
 僕へのダメ出しの最も多いのは声が聞き取りづらい、間延びした言葉。とにかく傍から聞くと聞き取りづらいらしい。普段の生活でも意識してかつ舌よく話すようにしていたがまだ効果は現れていないようだ。もっとも今回辛かったのは僕の身体の動きを効果的に使わなければならないシーンがあるがそれがまったくできていないことだ。

「ここが問題なんだけど…」

 ボソッと演出から言われた小さな言葉に僕は深く落ち込んでしまった。

ソコガモンダイダ!
ソコガモンダイダ!
ソコガモンダイダ!
うわああああ…

この日の稽古はほんとに辛かった。

「早く終わってくれー!」

 思わず言ってしまいそうだった。そんな日もありますわな。
 
11月5日
アンサンブル班稽古
 僕は稽古前から気持ちを集中していました。昨日の稽古終了後からずっと考えていた。

「どうしたらうまく演技ができるようになるのか?何がいけないのか?」

 自宅にいるときも仕事中も寝るときも一服してるときも自転車乗ってるときもずっと考え続けた。とりあえず結論は出た。

「僕は自身の人格を壊すために演技をしにきたんだ!」

こんなことだった。ちょっと誤解される表現なので補足しておく。
 昨日の稽古での演技は自身でもできていないとよく判っていた。演出に細かく動きやセリフ出しの指導を受けたのだがそのとおりにすることができなかった。僕には何かが欠けていた。
 稽古後は深く落ち込み、へとへとになって帰宅した。
 僕は10年ほど前芝居をしていた。その当時芝居経験もなくまったく一から教えてもらいながら面白おかしく演劇をしていた。それからブランクを経て再び僕は演劇を始めることとした。ただ演劇に関する知識や気持ちの持ち様を僕はほとんど忘れてしまっていた。

こんな僕になぜ厳しいことを言うんだ!
     できるはずないじゃないか!
       どうか許してほしい、どう謝ったらいい

 こんなことをグジグジ考えていたと思う。演出を非難したり自分を卑下したりするのはとても簡単なことだ。自分の悔しさ悲しさをぶつければいいだけだからだ。だがそんなことで舞台は演技は出来上がらない。僕はただ今の状況から逃げたいだけだった。
 僕はもう一度考えた。なぜ10年前演劇をしようとしたのか?演ずることの意味は何か?
 僕の普段に生活にとって演劇はなくてもいいものだ。それがなくても生活はできる。わざわざ苦しんで演技をする必要もない。なのに10年前に僕は演劇をする選択をし、今もまたその道を選んだ。稽古のときは演ずる役どころがどう話しどう行動するかが最も重要だ。僕の普段の生活の仕方や性格、考え方はあまり必要としない。ただ演技がうまくできないと自身を否定されたかのように錯覚する。ここが落とし穴だ。指導をされているのはあくまで役どころに関してだけで僕自身へでは決してない。ただそれだけのこと。僕は自分でないある役どころとなって僕の考えるぼんやりとした実体のないイメージの核(面白さ、鋭さ、悲しさ)を形にしたいだけだ。そのことの結論が前述の言葉となった。性格には自分の人格を壊すのでなくとりあえず「なかったこと」にしてその空となった自分のある役どころをいれる。ただしぼんやりとしたイメージの核はそのまま自身に置いておく。こんな感じだろうか。
 ともかくこの考えに至って僕は今何をなすべきかがほぼ固まった。
 稽古前は一人でipodを耳に入れ何も考えないようにした。

 稽古は和やかにスタートした。まずは稽古前の恒例?「ラッキーキャッツ編み物教室」。女性人が輪になって、そこに僕も加わってどんな編み方にするか、どの程度編んでおくか、をヤンヤと意見を出し合いながら検討する。僕はただ

「とりあえず表編みだけでもやり方教えてください…」

 なんて、情けないことを話していた。
 今回の稽古は自分で言うのもなんだが「よくできている」と思えた。何より無心で演ずることができたのがよい。演じているのに無心というのもおかしな話なのだがこういう言い方が合っているように思える。演出からもよいアドバイスがもらえうれしい。僕も真摯に指導を聞けた。
 ただちと気合が入りすぎたようだ。
 稽古中勢いあまって稽古用のテーブルの足を壊しちゃいました。シーンはまだ続いていたのでそのまま続けたのだが演出より一区切りの合図が送られた後、

「すいません、ほんとにすいません」

 平謝り。すぐにアダチッチが寄ってきてホイホイと修繕してくれた。僕はその横で改めて平謝り。
 一難去ってまた一難。僕のドタバタはちっとも直らない。もちろん稽古中の編み物は本日もひと目も編むことができていない。

めざせ!ピカイチ演技。めざせ!ひと編み!
なんだそりゃ。



  

2008年10月27日

ジリジリ稽古 の日:劇団Luckycats jil通信

こんにちは
 今日は結構寒かったですねー。昼間は日も差していたのですが風がなんとも冷たい。僕は仕事中、半そでで過ごしているのだがそろそろ長袖に切り替えよう。見た目季節感ゼロだし。



劇団ラッキー・キャッツ《渾身の》2年ぶりの新作!
『青いあこがれの線』


12月13日 午後4時  午後7時
   14日 午前11時 午後2時
岐阜・柳ヶ瀬 御浪町ホール

稽古は順調に進んでます!
僕:jilが出演してます! 劇団おなじみのメンバーももちろん出演!ゲストの客演もいます!
チケット販売も始まりました! 皆さん、ぜひ見に来てください!

【 ジリジリ稽古 の日:劇団Luckycats jil通信 】

 本日は「アンサンブル班」のお稽古。ほぼ出演メンバー全員が揃ってます。今回の稽古はまだ行ってなかった後半部。皆まだ台本が頭に入っているわけではないので本を見ながらだった。もちろん役者やセットの配置も確定しているわけではないので演出がところどころで稽古を中断して検討を重ねられる。
 さて後半部の稽古だが今回は特に動きより声により芝居を行う演技が求められることが多い。なのになかなかこれがうまくいかない。演出的には僕を含めメンバーの発声やかつ舌が今ひとつらしい。これについては僕は猛烈に反省している。なにしろ普段から発声やかつ舌を演出より注意されているからだ。できる限り日常生活のしゃべりから注意しているつもりなのだがちっとも直らない。唯一OKだったのは客演のナッチさんだけだった。

「さすがー 芸達者!」

 多くの劇団で演じてきた実力がいかんなく発揮されている。演出のちょっとした指摘にも柔軟に対応している。僕はただ驚き、ため息が出るばかりだ。
 声のみの稽古は数回続けられるが結局、演出の納得は得られずメンバーのみの自主練習にゆだねられることになった。む、無念。
 稽古ではよくこのような答えが出ないジリジリした時がある。まだ稽古が始まって間もないので仕方がないが、今後も演出的に「これだ!」という答えが見つからない時間が多々やってくるだろう。こうした時間を多く積むほど当日の舞台は良いものになると僕は信じている。これから絶対よいものを作るぞ! でもこんな時間の渦中にいる時はとても辛い。他のメンバーもきっとそうだろう。できればあまりこの場にはいたくない。
 その後も稽古は続く。最後半部では僕のおとぼけ演技が含まれる部分がある。ここの練習は初めてだったがとても楽しめた。(おとぼけぶりは公演を見てね!) 基本的にどうすればよいか僕はあまりプランはなかったがとにかくうまく「こわれる?」ように気をつけた。「こわれた」役どころの時は「こわれっぷり」が重要だと思う。僕は「こわれた」役どころを演じるのが好きだ。「こわれる」ことになんとも言えない快感があり、演じるものも見るものもこれが答えだ!というものがないからだ。あるとすれば観客に「うけている」のが答えかもしれない。できれば今後もこういう役どころがもらえる様に取り組みたい。
 幸いにも演出からは僕の演技にダメ出しはあまりなかった。ちょっとホッとした、というよりあまり本編とは関係ないからどうでもよかったのかもしれない。でもそれでイイのだ!演じている自分が楽しければ。
 稽古の合間には小道具の具合を検討することも多い。今回はかせくり器について。皆さん、かせくり器をご存知だろうか?
 編み物を解いて巻き取ったり、毛糸玉に作り直したりするときに使用するものらしい。
 どんなものか一応調べてみて、こんな使い方をするものだとはおおよそ判った。
 今回の芝居ではこれがところどころで登場する。そのためこのかせくり器の動き具合や効果的な使い方を検討しなければならない。とは言っても深刻に皆で考えている訳ではなく、半分遊びながら楽しみながら検討をしている。この日は小道具係のまちゃさんが編んできた編み物がうまくほどけるかを実験するためにかせくり器が使われる。正直まちゃさんがせっせと編んできたものをこの場であっさりとほどいてかせくり器に巻き取っていく行為はちょっとかわいそうだとも思った。けどスルスルとほどけていく様は見ていてなんとも心地よい。ほどけた糸がかせくり器の中でゆっくりと輪になっていく様子もきれいに見えた。今度はかせくり器に巻かれた毛糸を勢いよくひっぱりかせくり器よりほどいていく。これも見ていて気持ちがよい。くるくるとかせくり器が回り糸が宙に一直線になっている。なんだか毛糸が何かを思い出させるような感じがした。(何を?)
 もうひとつ。
 今回、大道具係の玉さんが登場。来た早々演出に今回使うテーブルなどの大きさや形について相談を行う。概ね内容が決まったら早速外で作業にかかるものの20分くらいだろうか? あっという間にテーブルがひとつ出来上がった。

「早え〰! しかもしっかり作ってある」

いい仕事をする人です。メンバーに聞いたところ、岐阜ではちょっと名の知られた方のようだった。こんなエキスパートを抱えているこの劇団のポテンシャルの高さを思い知ったのでした。今回玉さんは自身の仕事の都合で出演ができず、大道具係として参加している。とっても残念だ。普段はとっても語り口のやわらかいよい方です。でもいざ道具つくりにかかると黙々と颯爽と作業に取り掛かりとても声をかけづらいほど熱を持って行う。そんな姿がかっこいい!このようなスタッフによって今回の舞台が作られている。もう一人、主に美術製作係としてリュウさんという方もいる。リュウさんも今、舞台全体の彩を添える美術セットの案を考えている模様。演出よりアイデアを聞きつつ着々と形になりつつあるらしい。今回は特に編み物がテーマになっているのでどんなものになるのか? 今から楽しみだ。



 
  

2008年10月25日

アミアミ稽古 の日:劇団Luckycats jil通信

こんにちは
 今日は雨でした。と思ったら雨上がりました。自転車通勤を休止したのにこれだ。来週からはまた自転車かっ飛ばすぞ!

 劇団ラッキー・キャッツの新作:『青いあこがれの線』
公演日:12月13日(土)、14日(日)に向けてせっせと練習に励んでます。
今回は公演の宣伝。

 あるギフト会社による《女性が選ぶクリスマスプレゼント》ランキングというのがあって、1位は手編みのセーターやマフラーなのだという。お金より愛、ということなのだろうか。何でもお手軽なこの時代のこと、「へえ」と微笑ましくなる。
 ほんとかどうか知らないが、《恋人からもらった正直うれしくないプレゼント》ランキングというのもあって、その1位がこれまた、手編みのセーターやマフラーとなっていた。愛の重さが負担になるから、ということらしい。「へえ?」って感じである。
 いずれにとっても、「編む」という行為の中には、市販のニット物では得られない"何か"があるということなのだろう。

 そういえば、近頃にわかに、手編みがブームらしい。ニットカフェとかニットアウトという、おしゃべりを楽しみながら編み物をするイベントが各地で開かれ、意外や男性の参加者も多いのだという。毛糸と編み棒というシンプルさだけでもって、人それぞれの時間を、思いを、夢を編みこんでいく。ときにはほぐし、また編み直す。またほぐす、編む、ほぐす、編む…。
 なんだか、編み物って人生に似ている気がする。
 20年前に編まれたマフラーには、20年前に編んだ人の思いが詰まっていて、その糸をほどいていくと、20年前の時間が次々とよみがえってくる。そんなことはありはしないだろうか。

 劇団ラッキー・キャッツ2年ぶりの新作は、安房直子の傑作『青い糸』をベースに、主を失った一本のマフラーに編みこまれた、絶望と希望を描きます。
(パンフレットより)


公演日:平成20年 
     12月13日(土) 午後4時 午後7時
        14日(日) 午前11時 午後2時

チケット代:一般前売り 2,000円(当日:2,200円)
       小中高生 1,000円(当日:1,200円)
       ペア券A(一般2名)3,500円
       ペア券B(一般1名・小中高生1名)2,500円
       (ペア券A・Bは劇団前売り・予約のみで取り扱い)

託児サービス:12月14日(日)午後2時の公演について、
          託児サービスをご利用いただけます。
          完全予約制ですので、ご希望の方は、できるだけ
          早めに下記までにお申し込みください。
          ・料金:お子様1人 1,000円
          ・託児時間:公演中(午後1時30分~4時)
          ・場所:円徳寺
          ・お申し込み、お問い合わせ
           電話・FAX 050-340-40949(ながみ)
           メール lc444@hotmail.com

【 jil的お得情報 】
・チケットを購入するときは『ペア券』がお得です。おとな2名ならば前売りの料金で比較すると500円お得! 当日券と比較するとなんと900円のお得! これはもう、ペア券ゲットするしかないっしょ!

・いまにお金がない! そんな方には「当日清算」という方法があります。事前に氏名、連絡先をお伝えいただければ、公演当日来ていただいた時に料金をお支払いいただけます。

 という訳で皆さんどうぞ観に来てください!
メンバー一同お待ち申し上げております。

 さて本題。
 公演に向けて稽古を積んでいるjil所属の劇団ラッキー・キャッツ。今回はどんな感じ?

【アミアミ稽古 の日:劇団Luckycats jil通信】
 今回はアンサンブル班の稽古。パート分けされた稽古の中で一番大人数が集まる時だ。
 (パートごとの練習は大きく分けて、「ムク班」「ボツ班」「アンサンブル班」(jil命名)に分けられる。)
 ちょっと早めに稽古場に行くともうすでにチビさんとアダチッチが来ていた。チビさんは編み物、アダチッチはあやとり。2人とも熱心だ。チビさんは編み物が得意で今回小道具に使う編み物の一部を早くからこしらえている。アダチッチは今回あやとりができる人物を演じるため結構高度なあやとりの技を練習している。僕はその2人を交互に見ながら、

「ほおー?! すっげー!さすがー!」

 と関心しきりだった。チビさんから僕に編み物の練習のためにちょっとだけ編んだ編み物をよこしてくれた。

「これが表目、これが裏目。表目だけ編んでいればそれらしく見えるから」
「はあ…」

 編みかけの毛糸を渡された。これをもって今日は稽古を行うこととなる。

 ほどなく、メンバーがあつまる。お決まりのストレッチ、発声の後、稽古にかかる。まだセリフもすべて頭に入っている訳ではないので誰もが台本片手に読みながら動きをつける。動きもまだ完成されていないから演出より動き方の指示やセリフの意図が説明されながら稽古が進む。僕は稽古中、チビさんから渡された編み物を持ってセリフと動きを行う。この間にすこしでも編み物が進めばいいな、と思って手を動かすがちっともできない。できないから編み物に集中するとすぐに自分のセリフの番が回ってくる。また編み物を行う、セリフがくる、編み物、セリフ

「うーん、できん!」

 編み物って難しい。僕は稽古中、ひと目の編むことができずにいた。またドジなことに稽古の途中場所移動があったとき、毛糸の玉を持って移動することを忘れ、編み棒から糸がズズーと伸びて身体に絡まってしまう失態をする。周りは大爆笑。僕はマジ照れ。

「編み物、嫌い!」

 ホントにそう思う。
 そんなトトホな僕を救ったのは製作のコキンさんが差し入れてくれた茶団子。お茶の香りと味が程よいとてもおいしい一品。

「この甘さがなえた気持ちにしみる〰」

 スィートでちょいビターなお味は僕の心模様と同じ気がした。

   

2008年10月20日

とうとつにクラシック の日

こんにちは
 つい先日の金曜日のこと。この日は仕事だった。その昼休み。

「jilくん、良かったらこれ見に行く?」
「なんすか、これ?」
「クラシックのコンサートなんだけど。行けなくなったからあげる」
「いいんですか?」

 唐突な出来事だった。同僚の女性からクラシックのコンサートのチケットをいただいた。
なんでも、ある住宅メーカーが主催のクラシックコンサートだそうだ。応募して抽選でチケットがもらえるものだったがなぜか当たってしまった。彼女はご主人と見に行く予定をしていたのだがご主人が見る気がうせてしまった(と言うより、普段の仕事の疲れが出てしまっていたらしい)ので、見に行くことをやめることにした。でもチケットがもったいない。そこで僕なら?多分見に行くだろう、と勧めてくれたのだった。
だけど、このコンサートの開催日は今日の19:00からだった。

「ええっー!? 今日じゃん!」

正直迷った。今日の僕の格好はトラックジャケットにジーンズ。とてもクラシック鑑賞とは程遠い格好だ。仕事場から出かけても間に合わないかもしれない。間に合ったとしても会場のシートで居眠りしてしまうかもしれない。帰りは疲れて自宅まで帰れないかもしれない。
 とまあ、くだらないことを考えてしまったのだが結局行くことにした。
退社時間後すぐに仕事場を出る。自転車で岐阜駅まで突っ走る。
行き先は名古屋・伏見のしらかわホール。どのくらいで現地まで着くだろう?
 自転車は駅下の有料駐輪場に預け、改札に向かう。18時ちょっと前の快速があったのでそれに乗り込む。後は名古屋駅まで居眠りできる。久しぶりの電車。揺れが心地いい。ipodを耳に入れクラシックとは程遠い音楽を相手にうたた寝。
 20数分で名古屋駅に着く。帰宅中の人たちに混じり、地下鉄東山線の改札まで歩く。人ごみも久しぶりだった。
 東山線の改札で伏見までの券を往復で買ってすぐにホームへ。
しばし待つとすぐにホームに電車が到着。
 名古屋駅から伏見までは一駅。寝るまもなく着いてしまった。しらかわホールへは5番出口が近い。トコトコ歩いて出口へ出る。日はもうとっぷりと暮れていた。しらかわホールまでは徒歩で5分ほど。間に合った、しかも余裕がありすぎるほどに。
 ホールの入り口近くに灰皿があり、サラリーマン数名が一服していたのでそれに混じって僕も一服。このサラリーマンたちはどうやら主催の住宅メーカーの社員さんらしかった。胸元の社章がまぶしい。うーん、さすが大手のマーク。
 それにしても、僕の格好はやはり違和感バリバリだ。後から来るお客さんと思しき人たちはこじゃれた格好をしている。

「やっぱ、恥ずかしいなー」

でも、ここまで来ちゃったから仕方ない。割り切ろう!
 一服もすんだところで会場へ。
 しらかわホールはクラシック専用に作られたものでとてもすばらしい。会場内は全体に木目調で舞台の頭上には円形にスポットライトが釣ってあった。舞台にはスタインウェイのピアノと手前に譜面台。
本日のコンサートは、
『 三井ホーム スーパークラシック・コンサート
 ヴァイオリンが織りなす多彩な”音”の世界 』
ヴァイオリン:吉田恭子 ピアノ:白石光隆

 というもの。シンプルな編成のコンサートを聴くのは初めてだった。
会場内はお客さんでいっぱいだった。だがもっともカジュアルな格好をしているのは僕だけだった。ちょっと浮いてる?そんなことを気にしない。
 そうこうしているうちに始まった。
【演目】
・モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第40番 変ロ長調K.454
・ラヴェル:ヴァイオリン・ソナタ ト長調
・プルコフィエフ:グランド・ワルツ~バレエ「シンデレラ」より
・リスト:ラフォンのロマンス「船乗り」による協奏的大二重奏曲 S.128
・パガニーニ:〈こんなに胸騒ぎが〉による序曲と変奏曲 作品13 ~ロッシーニの歌劇「タンクレディ」より

奏者によるちょっとした解説が演奏前にされるため判りやすかった。
圧巻はリストの曲。まさに超絶技巧にふさわしく、音も多彩だったがそれ以上に奏者の指使い、弓使いにすさまじい。超絶技巧とはよく言ったものだ。聞くものにも演奏するものにも圧倒的な迫力をもたらす。

「こりゃ、ハマルナー」

 およそ聞きやすい音楽しかしかない僕なのだがこの目くるめく音の世界は重厚に積み上げられつつ、一気にエンディングまで畳み掛けるように突っ走る感じは気に入った。これからはひるむことなく、クラシックを聞きに出かけよう!
 アンコールはチャルダッシュ。たしかフィギュア:浅田真央の競技用音楽として流れていたので聞き覚えがあった。生で聞くとまたいいね!
 うっとりしてしまった。こんな感覚はまた味わいたい。
 すべてが終了したのは21:00過ぎ。余韻を味わいつつ会場を後にする。良かった良かった。

 ここでそのまま帰ればよかったのだが、ここからはダメダメモード。
明日が休みであるため羽目をはずして、Mべーを誘い目くるめく飲みモード。覚えているのは1軒目で入った居酒屋伝助での酎ハイを飲んだことくらい。トホホ。
 
  

Posted by Jilsovao at 23:19Comments(2)TrackBack(0)

2008年10月20日

劇団Luckycats jil通信:シロノワール、好き?の日

こんにちは
 日に日に寒くなってきましたね!朝晩の寒いことったらない。もうすっかり秋だねえ。僕は相変わらずメタボ&体力つくりのため自転車を全速力でコキコキして汗ダラダラかいてます。そして帰ってからのビールが旨いこと旨いこと。

「ゴギュゴギュ…プハッー!う〰ん、たまらん」

これで今日の減量は帳消しになる。

 劇団ラッキーキャッツの2年ぶりの新作:『青いあこがれの線』
稽古も着々と進行中! メンバー台本片手にあれやこれやと形にしようと奮戦してます。 さて今回はどんな感じ?

【劇団Luckycats jil通信: シロノワール好き? の日】

10月16日(木)
 この日は初めてのアンサンブルメンバーがそろって稽古。
今回から客演:ナッチさんが本格参加!
その他は当劇団のオリジナルメンバー:ムクさん、チビさん、マチャさん、アダチッチ、ボツさん、そしてjil。
 メンバーが多いと話にも花が咲き、ストレッチ中もくだらない話で盛り上がります。本題の稽古は皆がガヤガヤしながらの演技が多い。まだ小道具の位置や皆一人一人の立ち位置が定まらず、演出の主宰に指示を出されつつ、皆も意見を出しつつ、台本片手に演じていく。
 ナッチさんは多少戸惑いつつ演技をしていたが、自分の演技プランをある程度理解しているようで、違和感をあまり感じさせない佇まいを見せる。

「さすが、芸達者!違うよな〰」

そんなことを思ったものです。他のメンバーの演技も台本片手ながらなかなか本域の声と動き。さすが慣れている!メンバーの経験値の高さを改めて知ることとなりました。一方、僕のほうは動きも声も今ひとつ。もろに経験値の低さを露呈してしまいました。情けない。主宰からのダメ出しもセリフをシャープに言うことを再三言われました。む、無念。
 ところで、今回話の中で重要なキーワードは「編み物」です。よってメンバーには編み物に関する知識や技術が少し必要となります。それについては特に男性演者には辛いところです。何しろ僕も含めて男性メンバーすべてが編み物に関する知識や技術がゼロなんです。小道具にも当然編み物が登場します。今回小道具担当はマチャさん。今せっせと編み物をしています。他の女性メンバーもある程度分担していますがこれがなかなか大変そうです。編み物って結構形が判るまでに時間がかかる。例えば帽子ひとつとって見ても出来上がりまでにおよそ1週間くらいはかかるようです。チビさんが試しに帽子を一つ作ってきたのですがその出来栄えはすごく良かった。チビさんは謙遜していますが僕が同じものを作ろうと思うと何ヶ月かかるか判らない。これから編み物の試練が待っているかと思うとちょっと戦々恐々です。
 そしてもう一つのキーワードは「あやとり」です。これはアダチッチに課せられた課題です。これについてもかなり難度の高い技を求められている。アダチッチはネットですぐにあやとりについて調べて挑戦しているようだが今のところ何の技もできていない。試しにアダチッチが試している技の方法が書かれたプリントを見ながら僕とチビさんがやってみたがぜんぜんできなかった。と言うより、

「こんな技は見たことない!できるかッ!」

なんです。これも大変そうです。僕らがあやとりに格闘しているとふいにボツさんが「できるよ!」と言ってきた。ボツさんは小学生のころやっていたことがあると言うこと。4,5分格闘し、なんと「カエル」を作り出した。

「おお〰!スッゲー!」

ボツさんの意外な一面を見たのでした。

10月18日(土)
 この日は「ボツ」班の稽古。
当劇団のお話は毎回うまいことパート練習ができるように作られている。これについては今回応援スタッフ:関谷さんが感心していた。僕はその事実を稽古が始まるまであまり意識しなかったが、言われてみると確かにそうなんです。今回の場合、まず大雑把に「ムク」班と「ボツ」班に分けることができる。もう一つ分けるとアンサンブル班もできる。本当にうまくできている。僕は今回主にボツ班での稽古が中心になる。このメンバーはボツさん、チビさん、jilと3人が主になる。しばらくはこのメンバーでの稽古が続くだろう。
 この3人での稽古はなかなか楽しい。ボツさんは稽古前に必ずおやつか弁当を食べてから始まる。ボツさんは軽い?メタボ街道を驀進しているので最近はカロリー表示をいちいち気にして食べ物を買っている。ただ食べる量が結構多いのであまり意味がないような気がする、と周りは思っている(もちろん、僕も人のことは言えない)。チビさんは細かな演技について僕にいろいろアドバイスをしてくれてとても助かっているが、自身の演技については落ち込むことが多いようだ(僕からはそうには見えないのですけど)。たまにボヤキがでるがそれを聞いているのは楽しい。こんなデコボコトリオのカラミは誰かがボケると誰かがツッコむので笑いが絶えない。だから一緒にいるだけで楽しくなる。稽古は演出:主宰からの厳しいダメ出しに絶えながらしなければならないのでついつい気持ちも暗くなりがちになる。だがこのメンバーなら何とかやっていけそうな気がする。小さな楽しみである。
 今回の稽古では新たに椅子が小道具として登場。コンパクトでありながらしっかりしたものなので座って良し、持ち運んでも良しのナイスな小道具だ。人知れず美術スタッフ:玉さん、RUEさんが知恵を絞っているのだろう。その苦労に僕は一人感動してしまう。いつもありがとうございます。残念なのがまだ二人にお会いできていないこと。たまにボツ班にも遊びに来てね!
 この稽古にて僕に主宰からダメ出しがあった。

「シロノワール食べたことある?食べてみるといい」

僕のセリフの中にシロノワールというところがあったからだ。僕はこれを食べたことがない。多分シロノワールをイメージできてないと主宰は見たのだろう。

「確かに…」

という訳で僕は日曜日の夕方に早速食べに行くことにした。
 皆さんはすでにご存知だろう。シロノワールと言えば。
そう、コメダ珈琲の名物スイーツです。
こんなの。


「う、うみゃい!」

ホント、これが旨いのなんの!
ふっくらしたパンケーキにソフトクリームがのっかているだけでお好みでハチミツシロップをかけるスイーツ。僕はシロップなしで1分くらいで平らげてしまった。お値段も590円。お手ごろ価格だ。

「そうかー。だから主宰は食べろ!という訳だ…」

納得である。これで僕の演技も1ランクアップするだろう、多分…。


 

  

2008年10月13日

劇団Luckycats jil通信:チラチラチラシ の日

こんにちは
 今日はいい天気でしたね!しかも体育の日でお休み。街中も車が少なくなんとなくのんびりした感じに見える。なのに僕は普通にお仕事だった。お昼休みにのんびり空を眺めながら「これもまたありか…」と納得させていた。
 土曜、日曜はお休みだったがチョコチョコと何かをしていた。その2日間を軽く振り返りつつjil通信もどうぞ。

劇団ラッキーキャッツ本公演:『青いあこがれの線』
チラシができ上がりました。



毛糸の質感がよく出ていてホンワカした雰囲気に仕上がってます。いい感じ!これができると身が引き締まります。
 当ブログ執筆者:jilが所属する、劇団ラッキーキャッツがお贈りする新作『青いあこがれの線』。着々と公演までの準備、稽古が続けられています。そんな様子を「jil的主観」でお伝えするjil通信。今回はどんな感じ?

【劇団Luckycats jil通信:チラチラチラシ の日】
 
10月11日(土)
 早起きして映画館へ。念願の『さらば仮面ライダー電王』を見に行く。今作は仮面ライダーシリーズで唯一3作目が作られた画期的な作品。しかもこれが最後かもしれない。ファンなら絶対見ておきたい作品だ。朝イチで見に行くが観客は親子ばかり。僕は単独なのでちょっと恥ずかしい。期待に胸を弾ませながら指定席で鑑賞。

「うーん…、もう一ひねりあるともっと面白かったかもしれない」

 New電王の登場、敵方を松村雄基が演じている、おなじみメンバーも大活躍!、どこをどう取ってもいい映画に違いないのだが話の展開が今ひとつ深みが内容に感じた。惜しい! 電王らしいバカっぽい展開ながらもホロッとさせる第1作に比べるとオールキャストでどうだ!と言わんばかりの今作。できればVシネでいいので新たな話を作り出してほしい。でも、あまり長々と話を続けるのもどうでしょう?とりあえず今後製作されるなら潔くNew電王の活躍をメインに描いていくのを期待したい。せっかくNew電王出てきたことだし…。
 微妙なフラストレーションを抱えつつ、ウィンドウショッッピングや喫茶店でマッタリして過ごす。
 19:00より稽古。ちょっと稽古場に前のりして台本を読みながら声だしをしてみる。稽古場にはもっと早くから製作スタッフ:こきんさんが来ており忙しく働いていた。稽古場の机を見るとなにやら束になった紙が置かれていた。

「おぉ! チラシだー!」 
 
 僕は食い入るようにチラシを見つめてしまった。毛糸の玉が箱に無造作に置かれている写真が大写しで写っている表。裏面は簡単な作品の紹介とスタッフ、キャストが載っていた。キャストの中に僕の名前を見つけ、

「ほんとに出るんだー、僕。どうしよう…」

 ちょっと怖いような嬉しいような複雑な感じがした。このチラシは既に他の劇団の公演で配布されている模様。これからさらに他劇団の公演で配られたり、各劇団員にて配られたりし宣伝をしていくようになる。僕はとりあえず20枚ほどもらっていくことにする。チビチビとチラシを数えながらもって行こうとするとこきんさんが「ガバッともってっていいよ」と言われた。こういう時に僕は妙に律儀に数を数えてしまう。あまり配るところが思いつかないのもあった。よし!この次は宣伝できそうな所を見つけ、ガバッとチラシを持っていくことにしよう。
 そんなことしている間にメンバーが集まってきた。本日は初半立ち稽古でパート練習。集まったのは主宰、ちびさん、僕、そして時間を勘違いした御大?:ボツさん。ストレッチ、発声練習を終えて早速稽古。先に舞台の広さを大まかにガムテープでマーキング。次に小道具を大まかに配置。今回は椅子、長机、段ボールで作った間に合わせの机が配置される。主宰は全体を見ながら見栄えのする配置を模索している模様。その後立ち稽古。それぞれに台本を読み込んできたが完璧に覚えているわけではないので台本片手にまずは適当に動きをつけながら演じてみる。僕はどう動いたらいいのか判らないのでどうしても動きが小さくなってしまった。仕方ない。主宰は1シーン終えるごとにダメだしをしていく。また皆の演じる動きを見ながら、小道具の大体の配置などを指示する。僕に対してのダメだしは「言葉をシャープに言うように!」とのこと。僕の場合、セリフの出だしがゆっくり始めるが途中より早口になり聞き取りづらいことがあるらしい。セリフを言うときは早い時は早く、遅いときは遅く、メリハリをつけて話すようにすると相手によく伝わるようになるようだ。指摘されると自分でも納得したので次回の課題だ。
 稽古は全体に楽しくできた。皆が模索しながらなのでもちろん演技的には今ひとつなのだがそれなりに明るく練習ができるのは気分がいい。各メンバーからも積極的に演技やセリフについての提案が多かった。僕はそれらのやり取りを聞いているだけで精一杯だったが本公演に対する思いが皆に強くあることを実感できて良かった。
(今回の様子は劇団公式HPにて掲載されています。随時更新されているので面白いよ!)
  稽古は2時間ほどで終了。次回の予定はメールで後日連絡がある模様。

10月12日(日)
 朝目覚めると

「あれっ?! 今日は何曜日だっけ? えぇっと…、」

 と2,3分ほど混乱。今日が日曜日で仕事も休み、まずは直ぐにやることがないことに気づき2度寝。Zzzzzzzzzzzzz…。
 1時間ほどの2度寝から目覚めてダラダラとテレビを見てすごす。午後3時よりお出かけ。本日は当劇団に客演予定のナッチさんが出演する舞台(劇団メガンテ:『武の姫の舞』)を見に行くことになっていた。開演は17:00だったが会場を探す時間がいるかもしれないと思い早めに出発。予想通り会場の場所が今ひとつ判らず、落ち着くために最寄のショッピングセンターにて遅い昼食をとる(探す気があまりない)。センター内のマックでチーズバーガーセットを頼んで、それをパクつきながら会場の場所がどこにあるか地図を頭に思い浮かべながらを考えてみる。判らない…。腹は満たされたがあまり意味のない時間だった。だが僕の車にはカーナビがついていることに気がつき(遅い!)、それを頼りに向かったら直ぐ着いた。
 会場は座り心地のよいシートが並んだ小ホール。これだけで僕的にはOK。肝心の舞台はとても面白かった。架空の国で起こっている戦乱を描いた作品。主となる三国の姫や将軍がお互いの出方を伺いながらそれぞれの進むべき道を模索する話。見所は剣劇アクション!きっと激しい立ち回りの稽古をしたのでしょう。その成果がよく出ていると感じました。話の展開はやや判りにくかったように感じた。これも仕方ない、3部作の3作目だから。それでも初見の方にもわかるようにパンフレットには概略図が描かれていたので大筋は理解できた。残念なのはこの劇団は今回で解散なのです。なにしろこの3部作を作るために結成された劇団だから。ちょっと残念だ。キャストは他劇団の若手が集まっておりなかなかの芸達者たちだ。今後の活躍が楽しみだ。
 帰りはラッキーキャッツのこきんさん、ちびさん、応援スタッフの関谷さんでカレー屋さんで夕食。なかなか辛い旨いカレーに舌鼓をうつ。


  

2008年10月09日

劇団Luckycats jil通信:これで決まりだ! の日

こんにちは
 今日はいい天気でしたね!昼間はなんとなく暑いくらいだ。仕事の休憩中、抜けるような青い空を見上げながら、

「なにしてんだろ?どっか景色のいいところに行きたいもんだねぇ…」

こんないい天気が休みの日にもありますように。

劇団ラッキーキャッツの2年ぶりの新作:『青いあこがれの線』
公演までのあれやこれやをななめ45度くらいでお伝えするjil通信。
本日は4回目です。
さて今回はどんな感じでしょう?

※これを読んでくれている皆様へ
近作のあらすじやキャスティングをここでご紹介できないことをお詫びします。基本的に「公演までのお楽しみ!」ということで。

【劇団Luckycats jil通信: これで決まりだ! の日】

 とうとうこの日(10月7日)が来た! キャスティングの発表の日だ。
前回、メンバーの欠席により延期になっていたが今回はFullメンバー(客演:ナッチさんは除く)出席。準備も万端である。
 とは言うものの集まったときは相変わらずの和やか、のんびりモードです。名優?ボツさんのユルーイ、トホホな日常の話で皆から暖かいツッコミを入れられていたり、アダチッチの無理難題のお仕事の話に驚いたり、僕の頭の白髪はなんでそんなに多いのか?など本編とはまったく関係ない話でマッタリとすごす。主宰は少し遅れて出席のようなので、ダラダラモードに活を入れるためまずはストレッチと発声練習を皆で行う。ただ本日はストレッチの号令をかけているマチャさんが少し遅れているため(皆忙しいんですよね、平日って)ムクさんが代わりに号令役を行う。だが号令を久々にかけるようで今ひとつストレッチの順番があやふや気味になってしまう。やっぱり劇団に持つべきはきっちり号令をかけてくれる人であるようです。(もちろん、ストレッチも発声もちゃんとできました。)
 発声も終わり近づいたときにマチャさん、主宰が到着。主宰はこれが最後の?台本の修正原稿を携えてきた。それをサクサクと皆がもらい受け席に着く。
 さて、ようやくキャスティングの発表である。
結果は、

「落ち着くところに落ち着いたな!」

 jil的予想とほとんど同じ。多分メンバーも予想してたとおりのキャスティングだったと考えていると思う。とりあえず決まってよかったよかった!その後、主宰から近作の執筆の経緯、各配役の設定、参考資料の説明があった。

「ほぉほぉ、そういうことなんですね!」

こうしてこの作品が生まれた経緯を聞くと、これからどんな演技プランを立てたらよいか?その方向性が少し見えるようで助かった。と同時に緊張もした。いよいよ本格始動するんです、ここから。これからは各自台本を読み込み、地道な稽古に向かっていく。そしてもう「一抜けた!」なんてことがしにくい、できない、言えない状態になる。役割上での責任が各自に自分にかかるのです。
 まっ、とりあえず、

「役がもらえてよかった〰」

 説明の後、全編の通し読みを行う。終わった後、主宰よりほんの少し皆へダメだし。
 僕へのダメだしは「もう少し丁寧に読むようにすること」でした。これは前回の公演時にも注意された。どうも僕はセリフを慌ててしゃべってしまう傾向がある。普段の僕のしゃべりもそうなのだからいやな癖がもろに出ている。今後の課題だ。まずは通常の2分の1のスピード(jil基準)で読むように心がけてみることにする。

 さあ、次回より半立ち稽古(台本片手に身振り手振りをつけていく)。グダグダしてる場合じゃないぞ!と自分に言い聞かせておこ。



  

2008年10月07日

スレチガイノセイシュン?ハチミツとクローバー の日

こんにちは
 今日は雨のち晴れ。とても秋らしい日だった。最近の運動不足が妙に気になり、帰宅後無意味に外を歩き回る。たまに走ってみたりもした。おかげで足はガクガクで思うように走れなかった自分にもガクガクだった。

 ここ最近、BS2の衛星映画劇場にハマっている。なかなか良いLineupでついつい見てしまう。
 本日のお題は『ハチミツとクローバー』
 羽海野チカ原作の人気コミックから素材を取り製作されている。
 僕は原作や先行したアニメ版もほとんど見たことがないので比較して言うことはできないが、この映画に限っては大変高評価をつけたい。
 ごく簡単に言ってしまうと5人の子達のすれ違う片思いと彼らの自分探しが軸となっている。彼らの通学する美大の雰囲気はいかにも小汚い、グダグダな感じをうまく表現している。特に主人公:竹本君の住む寮の何かリアルでありえねぇ雰囲気は僕自身の学生生活を思い出され、ほほえましく見ることができた。
 今作は彼らの学校生活を中心に描かれ、監督も原作のtasteをできる限り、学生生活の中に落とし込もうとしていることが良くわかった。だからより青春のグダグダ感と瑞々しさが際立っているように見える。
 役どころで印象的な人たち
蒼井優演じるはぐみは絵を描くことに異常な才能を持ちながらも普段はどこか子供っぽく、所在無げな雰囲気で通している。このような雰囲気をかもし出すことができるのは蒼井優くらいかもしれない。もう一人の天才?森田を演じた伊勢谷友介は極端な天才アーティストぶりを発揮したがすこしクドく感じた。悪くはないんだが難しい役どころであることは良く判った。僕的には山田を演じた関めぐみはつっけんどんだが自身の内に秘めた思いを静かに暴発させる演技はなかなか良かったと思う。あまり評価を受けていないことが残念だ。今回は脇役に徹した花本演じる堺雅人はとぼけているようでしっかり学生たちを見守る役どころをうまく演じている。上手すぎる。そしてはまり過ぎる。
 全体にグダグダした学生生活をそれぞれに謳歌しながらもピンッと張り詰めたような気持ちが良く出ており、これが映画版良さかもしれない。

「なにはともあれ、蒼井優ちゃんの演技は相変わらず図抜けている。ここでも…」

 結局、彼女に尽きてしまう単なるファンな僕です。

   

Posted by Jilsovao at 00:21Comments(0)TrackBack(0)映画ずき

2008年10月04日

劇団Luckycats jil通信:キャスティングは? の日

こんにちは
 今日は晴れなのか?曇りなのか?なんともはっきりしない。暑いような涼しいような気温。一枚着たらいいものか、脱いだらいいものかの判断も迷う。悩ましい日です。風邪引かないように注意しとこ。

 劇団ラッキーキャッツの2年ぶりの新作:『青いあこがれの線』。その公演までの舞台裏をナナメ45度よりお伝えする「jil通信」。本日はその4回目。公演まで2ヶ月と8日となったこの日、さて公演までに仕上がるのか?(いや、仕上げるの!) 乞うご期待!僕も期待。

【劇団Luckycats jil通信:キャスティングは? の日】
 
 本日は午後8時からの稽古。しかもキャスティング発表の日。ちょっとだけドキドキしながら稽古場に向かう。
 稽古場には製作スタッフ:こきんさん、スタッフ兼演者のちびさんが先に来ていた。僕は寡黙に身体を動かし皆の集合を待つ。キャスティングのことが頭から離れず、あまり声も出なかった。そんなに緊張しなくてもよいのだが初めての本公演であるため前回とは違う気分。いったいどのようなキャスティングとなるのだろう?僕は妥当な線に収まるのだろうか?
 程なく皆が集まる。今回も台本の修正版が配られその整頓作業から始まる。修正点は前回の稽古で判明した細かな手直しと思っていたが、よく見るとアンサンブルの配役も整頓されていた。やはり実際に皆が声を出して読むと修正すべき点が浮かび上がるようです。このような手直しを繰り返して台本が仕上がっていくようです。

「主宰も大変だぁ」

 ぼんやりとそんなことを考えていました。劇団では脚本執筆は基本的に主宰が行う。普段の仕事をこなしながら執筆を行うから細やかな所まで見直す時間と労力を注ぎ込む余裕もあまりないと思われる。執筆の前には参考文献を漁ったり、もんどりうって頭の中で考える時間も必要だろう。モヤモヤしたものを形にするのはどのような場合でも大変な作業だ。僕はその辺理解してるが実行までは行かない。とりあえず心して読むことで答えようと思う。
 一通りメンバーが集まったと思ったら、一人いなかった。アダチッチである。夢来さんより彼に連絡を入れられる。
結果:本日は欠席。理由は仕事がこれからあるため。
 どうやら本日の稽古のことを忘れていたか、日にちを勘違いしていた模様。主宰はちょっとガックリだったように見えた。もちろん僕らも。 主宰としては本日ほぼ出演メンバーが揃っている状態でキャスティングを発表したかったようです。それぞれの配役ごとに説明をしたかったのが理由。また今回は男性陣の出演者数が限られているので(作品中で男性の登場が少ないわけではない。単に男性陣の人材が今回はカツカツなんです)読み合わせをするにも都合が悪い。主宰は少しの間思案し、本日は台本後半部の読み合わせのみを行うこととなった。
仮配役として僕は2役をやることとなる。後半部では2役は場面でかぶることがないため。(こんなに内容をしゃべっていいものだろうか? と言ってもこんな情報だけでは作品のことが分かるはずもない)
 今回も僕は声を出すことを心がけたがカミカミなのは相変わらずだった。むっ無念。
 余談:
 稽古では必ずストレッチと発声練習を行う。この時、僕の身体のことをメンバーからいじられてしまった。僕は最近のダラダラ生活がたたり太り気味。ボテ腹なんです。何とかせねばと普段の通勤は自転車全速力を行っているが効果は一向に現れない。これも無念。
 そんな訳で皆に公演までに腹筋が割れた状態になることを宣言する。ただしこの宣言が達成されるかを誰もあまり興味はない。
 ケッ、やってやるー!…なんて。
 
 稽古終了後、主宰が帰った後、ぼんやりと残っていたメンバーでキャスティングについてあーだこーだのダベリあいをする。
 お題は「男性陣の配役がどうなるのか?」
女性陣はほぼ確定している(これまでの稽古過程を見ているとそうだろうと思われる)が男性陣の配役については結構主宰は考えているようだ。メンバーの年齢、経験、体型? などを考慮していると思われる。僕らは適当に

「jilはこの役かあの役だろう」
「ボツさんはこれしかないだろう!」
「アダチッチはあれとこれで選びにくいだろう」

 などと勝手な推測を立てる。どれも合ってるような遠いような…うーんどうなるんでしょ? 
結果は次回稽古で明らかに! なりますよね?




 

   

2008年10月01日

劇団Luckycats jil通信:コロコロ読み会➁の日

こんにちは
 今日は午前中、曇りで台風が近づいてて、この先どうなることやら。と思っていたが午後には眩しいくらいの晴れ模様。おまけに気温も少し高かった。終わりよければ全てよし、といった所か。

 劇団ラッキーキャッツのお送りする新作舞台:『青いあこがれの線』 の公演までの舞台裏を「ななめ45度」くらいにお伝えする、「劇団Luckycats jil通信」。本日で3回目の更新です。本日はどんな模様?
 知ってる方も知らない方も「ラッキー」ファンの方も普通の方も気軽にどうぞ!
公式HPでは、詳しい案内とおもしろ情報満載です。正統派の方はぜひご覧ください)  
 
劇団Luckycats jil通信 : コロコロ読み会➁
 昨日は台本読み合わせ:その2。
それに合わせて、その前日からのjilの動きを自身でチェックする。一昨日は翌日に読み合わせ会が予定されていることもあり、仕事が終わってから自宅で台本を読み込むことにする。
 
のはずが、不精者の僕はBS2:衛星映画劇場『男たちの挽歌』をうっかり見入ってしまう。

「やっぱり、ノワール物はカッコええなぁ…」

 この作品は、『挽歌』シリーズの1回目。いまやハリウッドスター?となったチョウ・ユンファ、いまは亡きレスリー・チャンが出演している。熱苦しいほどの「男だらけ」の映画だ。兄弟愛、友との友情、宿敵とのガンアクション、どれをとっても熱い!
兄弟や友とのじゃれあいは今やお笑い芸人たちにもコントなどでパクられるほど、こっけいで暖かい。
ガンアクションはこれでもか!と言うくらい、激しい撃ち合い。
 僕はこんな熱い男たちの熱い生き方を描くドラマが大好きだ!今となっては出演者が掛けているメガネがやたら大きかったり、スーツの肩パットがガンガン入っていたりするのが少し恥ずかしいが、そんなことはどうでもよい。そんなところが男の子のハートを鷲掴みにしてしまうのだ!
 初めて知ったことだが出演しているチョウ・ユンファは準主役だった。『挽歌』シリーズはほぼチョウ・ユンファの映画みたいに思ってしまっていたのだが、それはその後のシリーズのこと。ただチ彼独特のタバコの吸い方、暑苦しいまでに相手を説得する時の眼差しは今に通ずる彼一流の演技力であり、これがその後のシリーズで主役を勝ち取っていくことになることは十分すぎるほど判った。
 また今作の監督はジョン・ウーだが、彼はこのシリーズによって人気監督としての地位を確定させ、その後チョウ・ユンファとともにハリウッドへデビューすることとなる。彼の映画の特徴はありえないほどの華麗なガンアクションと重要なシーンに登場する鳩だ。だがシリーズ第一作では鳩も出ず、ガンアクションも激しいが華麗とまではいえない。
閑話休題

 結局、遅い時間になってから台本は一通りんだ。声を出して読んでいたのだがあまりのカミカミぶりに自己嫌悪が強くなってしまったため、途中より黙読。無念だ。

 稽古当日。ほぼメンバーがそろう。恒例のストレッチ、発声練習を終えてから、通し読みをはじめる。ここで今回の客演のご紹介。お名前はナッチさん。現在、自身の所属する劇団メガンテの公演を近くに控えている忙しい中で参加していただく。とても感じの良い女の子だ。続いて主宰より台本の手直し分が配布される。後半の3割ほどが差し替えられる。大きく内容が変わってなければいいが…。一抹の不安がよぎった。
 今回の通し読みは女性陣はほぼ固定の役で読み、男性陣は読んでいる途中でコロコロと役を変わり読むこととなる。

「…どうやら主宰は男性陣の起用(どの役に据えるか)に迷いがある!」

と僕は勝手に解釈。周りから、主宰から見て適役と思える配役がなされたほうが良い。だが読むほうは大変だった。最初のうちはすぐに指示があると役を変えて読むことが出来たが、途中あたりから今、誰がどの役で喋っているのかが判りにくくなってしまった。読むほうも聞くほうも笑うしかなかった。でも一通りの役のセリフを断片的にも声を出して読むことが出来たのは嬉しかった。

【jil的良かった点、イマイチ点】
・シリアスなセリフでどうにもグダグダ、カミカミの言葉しか言えなかった。読んでいる途中、何度も軽い落ち込みを繰り返す。無念。
・くだけたセリフ、笑わしポイントのセリフがなんとも滑舌が良かった。基本的に「3」の線の人間なんだと改めて感じてしまった。素直に喜んで良いのかどうか?

 今回の台本の手直しは話の大きな路線変更は無かったが、アンサンブル(その他大勢)のセリフなどが追加、修正されていた。僕的には物話がより良くなった印象を受けた。良かった良かった。
 読み終えるとどっと疲れた。声をしっかり出しながら、滑舌に気をつけながら、なので心身ともにクタクタだ。
 次回は金曜の予定。そこでキャスティングが、多分?発表されるだろう。
 さて、どんな役が配られるか? ひょっとして今回無役!?なんてことにならないかと妄想を爆走させる僕です。

 
  

2008年09月28日

Luckycats jil通信:カミカミクスクス初読み会の日

こんにちは
 今日は朝からはっきりしない空模様。寒かったですね。朝、ガバッと起きて
「今、何時?会社に遅刻?」

と思ったのだが、3分ほど辺りを見回し時計を見て、ちょっと考えて、

「あっ、日曜日だった…」

 なので二度寝開始。結局午前中はダラ寝でした。時々記憶が飛んでしまう。皆さんも気をつけてね!いろんな意味で。

 ダラダラ企画jil所属の劇団ラッキーキャッツの情報コーナー!
本日は2回目。
新作:『青いあこがれの線』の完成までの様子をjilがチョイななめからお伝えします(ひねくれた目線で紹介するわけではないです。念のため)。公式サイトも合わせて見ていただくとなおいっそう面白いかも?
でははじめます。

【Luckycats jil通信 : カミカミクスクス初読み会】

 今日は実質1回目の稽古日だ。なのに僕は集合時間を間違え、のんびり自宅でご飯食べてダラダラ過ごしてました。製作スタッフから電話があり、間違いに気づき慌てて稽古場に車を飛ばす。着いた時にはトレーニングは終わってました。ごめんなさい、皆さん。平謝りでした。
 本日は台本も完成したことで、初読み合わせの日です。目の前にはズッシリとした台本が印刷されたてのようにありました。最初は製作スタッフによる事務的連絡からスタート。今回は動員数も伸ばしたいところなので団員は一生懸命お客さん集めにがんばらないといけない様だ。

「う〰ん、僕集められるやろか?」

 なにしろ僕は入ったばかりの新人なのでネームバリューがほぼゼロ。方々に声を掛けていくしかないだろう。ちと気分が重い。
 次は主宰より客演メンバーについての連絡。女性演者の参加が決定したとのこと。現在彼女は自身の参加している劇団の公演が近づいているため10月中旬以降の参加。早く一緒に練習したいですね!
 いよいよ読み合わせ。初めての台本読みです。ページ数にしてざっと100ページほど。時間はかかるが話は気になる。主宰が仮に配役し、セリフを読んでいく。
 この初読み合わせはなかなか面白い。皆が初めて今回作の話を知る日である。配役が与えられ、セリフを声を出して読んでいくのだがなんともたどたどしい感じになってしまう。無理も無い。話の展開も、各役のイメージも判らない。なのでどうセリフをしゃべったらいいのか、皆手探りで進めていく。当然詰まったり、とちったりの連発。セリフに感情を込めようにも先の展開を追いながらなので、ちょっとおかしい感情表現や作品中に流れる空気を読めないしゃべり方もあったりする。だれしも最初から立て板に水のような演技は出来ない。「皆が横一線なんだ」とホッと安心する。
 話のそこここはとても笑えるシーンやセリフもあり、読んでいる途中で皆が笑い出すこともしばしばある。僕たちが作品を観客と同様に楽しめるおそらく唯一の時だろう。
 長い期間練習していると段々身体の動きやセルフへの感情の込め方、もちろん間違わずにセリフを話していくことに集中していく。そうすると「この話、何が面白いところなんだっけ?」と言った気持ちにもなってしまう(僕だけかもしれない)。最初に感じた面白さ、可笑しさは忘れずにいたいものです。初心忘するべからず、といったところか。
 こんな和やかな雰囲気の中、読み合わせが進む。気が付くと始まった時からすでに2時間が経過していた。もちろん実際の舞台でもそれに近い時間になるだろう(もうちょっと縮まると思うけど)。
 穏やかに過ごせるこの時間。これからは公演に向けて時間と戦いながら、コツコツと作品を立体に仕上げなければならない。
 次回稽古までに正式なキャスティングが決まる予定。そうなると稽古にもちょっと力が入る。

「僕はどんな役になるだろう?」 

 何でもいいのよ! 一人で演るもんでもないし。
楽しんで演じる事が観客にも伝わり舞台が良くなっていくといつも考えます。先が楽しみだ。


  

2008年09月27日

イマドキブログ…みたいな 「わたしブログ」 の日

こんにちは
 今日はうろこ雲が一日中、空を行ったり来たり。午後より肌寒い日になった。長袖着てて良かった。でも寒い。

 僕は自身のブログの書き方について気を使っている訳ではない。ただお決まりの文章の「流れ」みたいなものは出来ているようだ。これははっきり言って、良くない傾向と自身で感じている。定型的文章を書いて、ハイどうぞ!とすることは自身の文章力の低下を爆走させてしまう。個人的にそう思っているだけなので読んでいる方々それほど気にしてないと思う( と言うより、ハナからそんなに注意深く読んでくれているとは思えない)。
 このように僕は自分の書くブログの文章についてちょっと考えていたりする。そんな時、目に飛び込んできたニュースは、

「あたしブログ」――あなたのブログをケータイ小説大賞作品っぽく変換

なるもの。

 なんでも元ネタは「第3回ケータイ小説大賞」(毎日新聞社とスターツ出版が主催)の大賞作品:「あたし彼女」(kiki著)。この作品での文章の書き方のようにブログの文章を変換させてしまうサイトだ。
 ためしに僕のブログで試してみた。


こんなのがこうなる。



 文章は細かく改行で区切られる。そしてシメの文句は「…みたいな」。こんな感じがイマドキのケータイ小説らしい。こんなテイストが自分のブログになされると、

「あらっ、僕もケータイ小説家デビュー?」(妄想×1000)

と思えてしまう。自分の文章のようで他人が書いたような文章になってる。そして決まり文句の「みたいな」で全てが適当で、冗談として片付けられてしまうように見える。面白いじゃないですか!
 また、「わたしブログ」化されたブログのバックナンバー(最近の記事)たちはキチッと章立てになっている。これもまた小説らしさを演出している。
 この「わたしブログ」、丁寧にもブログパーツまで作っている。ブログに気軽に訪問した方によって、これまた気軽にブログの「わたしブログ」化をOneclickで楽しんでもらえる。僕も早速自分のブログに入れておいた。

どうぞお楽しみください! みたいな。
  

Posted by Jilsovao at 21:26Comments(0)TrackBack(0)

2008年09月27日

検索ナナメギリ! goo 5W1Hサーチ の日

こんにちは
 今日は午前中、ものすごい雨だった。ちょっと外へ出ただけで全身ずぶ濡れだ。だが午後になったらそんなことが無かったかのように秋晴れだった。ちょっと涼しかったが。

 日々何かを考えてる時お世話になるのが検索サービス。googleさんは言うに及ばず、様々なポータルサイトなどで検索ができるようになっています。ただ目的にかなう事柄は意外にすぐに見つけられない。ちょっとしたコツがいるようです。効率的・横断的検索を実現するため、例えばgoogleでの検索know-howを伝える本が出てたりもします。僕はその手の本をあまり見たりしないので、2,3のキーワードを頼りにゴリゴリと逐次検索をしており、目的にたどり着くまでにやたら時間がかかったりします。まっ、見つかったときは小さなbreakthroughを味わえ、気分は良かったりしますが。
 たまにもう少し良さげな方法はないものかと思う。すると面白い検索サイトに関する記事を見つけた。
いろいろ検索(4) 5W1H検索

 ここで紹介されている検索は『goo 5W1Hサーチ』


 このgooの検索サービスは、ちょっとコンセプトが面白い。
普段の検索は「What is %¥#」というところからスタートさせるが、それをWhat(何?)、where(どこ?)、when(いつ?)、who(誰?)、why(なぜ?)、How(どのように?)と6つの疑問から検索をスタートさせる。


 これの良い点は、とりあえず6つの疑問に分けて検索結果を見てみよう!というところ。単純といえばそれまでだが、この方法を見た目で表現する検索サービスはなかった、と思う。ボタンをOnepushで結果を見ることができるのは斬新なスタイルだ。
 ただし、実際に試してみると検索結果に大きな違いが見出せないように見える。そこにイチャモンをつけたくなる君はお門違いだ。gooさんはハナからそんなことはお見通し。割り切って楽しみながら検索結果を見比べるのが多分正解だろう。
 ちょっといつもと違う検索をしてみよう!と軽い気持ちの時に使うのはいかが?



  

Posted by Jilsovao at 00:13Comments(0)TrackBack(0)

2008年09月26日

満を持して…のようだ googleケータイ の日

こんにちは
 今日は一日曇り空、時々雨模様。自転車通勤は速攻であきらめ、お気楽自動車通勤とする。明日もそうだろう。

 ついに?か、やっと?か 出ましたね、googleケータイ


 まずはアメリカで10月23日から発売開始。順次ヨーロッパへも拡大する予定。ポイントは携帯電話向けソフト「Android」搭載と多様なgoogleサービスへアクセスするためのアプリケーション。
 Androidは携帯電話用に開発されたソフトで、一応誰でも開発ができるよう開発キット(SDK)がグーグル社から無償提供されている。多くの企業も参加しているから開発のスピードも加速されるだろう、というよりもうかなり走っている。
 googleサービスへのアクセスの良さはもちろんgoogleケータイだから当たり前。基本的にワンプッシュで起動できるようになっている。google-rの方にはたまらないだろう。外出先でも、モバイルPCのようにケータイを使いたいというニーズは多い、と思う。少なくとも僕はそうなってほしい。それがケータイサイズで気軽にできるのはうれしい。
 今回のケータイ:G1は台湾HTCの製造で、スライド式QWERTYキーボードとフルタッチスクリーン、300万画素カメラを搭載。見た目はWILCOMのスマートフォンに見えなくもない。iphoneに比べるとイケテない雰囲気なのだろうが、限りなくPCライクに使いたい方には(僕もそうだけど)良しといったところか?
 とうとうgoogleさんからの満を持してのケータイ登場は、今後のケータイ、スマートフォンの競争に新たな方向をつけることになると思う。この流れに日本のキャリアはどう対抗するのか? 日本独自の機能、サービスが満載のいまどきの日本のケータイ。「別にいまのままでいいんじゃない?」とするユーザーくんも多いかもしれない。でも、どこでも使え、誰でも使え、便利に使え、しかも限りなく費用が安くつく、となるとどうだろう? 僕ならばついつい選んでしまうか